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切れ痔・いぼ痔・おしりからの出血…気になる症状は肛門内科へ

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■おしりの違和感、そのままにしていませんか?

排便のたびに感じるおしりの痛みや、下着につく血、おしりに残る違和感など、こうした「おしりの症状」は、誰しもが経験しうるものです。しかし、「恥ずかしい」「大したことではない」と受診を先延ばしにされる方が少なくありません。おしりの不調は、日常生活にも大きく関わります。症状を見過ごすことで悪化してしまい、より大きな病気へとつながってしまうこともあります。おしりに違和感を覚えたら、早めにお近くの肛門内科を受診しましょう。

■痔の種類と痔の特徴

①切れ痔

切れ痔とは、肛門の皮膚が裂けてしまう状態を指します。正式には「裂肛(れっこう)」と呼ばれ、便秘気味の方や硬い便が出たときなどに起こりやすい傾向があります。排便時に鋭い痛みが走り、出血を伴うことも多く、便やトイレットペーパーに鮮やかな血がつくことで気づかれるケースが一般的です。初期の段階では痛みや出血も一時的なものですが、繰り返すことで傷が慢性化し、皮膚が硬くなったり、肛門が狭くなることもあります。さらに、排便時の痛みを避けようとして無意識に排便を我慢してしまい、結果として便秘が悪化し、さらに切れ痔が悪くなるという悪循環に陥ることも少なくありません。治療は、主に軟膏などの外用薬による皮膚の保護と、便通の改善を図る生活習慣の見直しが中心となります。切れ痔は恥ずかしくて相談しづらいと思われるかもしれませんが、早めに肛門内科を受診することで、スムーズに治療へとつなげることができます。

②いぼ痔

いぼ痔は「痔核(じかく)」とも呼ばれ、肛門周辺の血管がうっ血してふくらみ、いぼのように腫れてしまう状態です。日本人に多く見られる痔であり、生活習慣や体質によっても発症しやすさが変わると言われています。いぼ痔は大きく分けて、肛門の内側にできる「内痔核」と、外側にできる「外痔核」があり、症状や治療法も異なります。内痔核は痛みがほとんどない代わりに出血しやすく、排便時に出血があることで気づく方が多い痔となります。また進行すると、いぼ状のものが肛門から外に出てきてしまうこともあります。

一方で外痔核は、腫れに加えて強い痛みを伴うことがあり、急激に腫れが大きくなった場合には「血栓性外痔核」と呼ばれる状態になることもあります。いぼ痔の治療は、軽度であれば薬物療法と生活改善で対応できますが、症状が進んでいる場合には、ジオン注射療法や日帰り手術を検討することもあります。早期発見・早期治療によって、日常生活の快適さを保つことができますので、気になる症状があれば早めの受診をおすすめしています。

③おしりからの出血

排便時やその後に見られる「おしりからの出血」は、痔などの肛門の病気が原因とされていますが、場合によっては命に関わる重大な消化器疾患のサインであることもあります。鮮やかな出血の場合でよく見られるのは、切れ痔や内痔核による出血です。切れ痔や内痔核は、鮮やかな赤い血がトイレットペーパーや便器に付着することで気づかれることが多いと言われています。一方で、大腸ポリープや大腸がん、潰瘍性大腸炎、虚血性腸炎などの消化管疾患でもおしりから出血が起こることがあり、血の色が暗かったり、便に混ざっていたりといった特徴があります。特に40歳以上の方で繰り返す出血がある場合には、大腸内視鏡検査を受けることが望まれます。たとえ一度きりのおしりからの出血であっても、それが大腸がんである可能性も否定ができません。おしりの出血は、恥ずかしさから受診をためらう方も多いですが、放置してしまうことで見逃される病気もあります。気になる症状がある場合には、早めに医療機関に相談するようにしましょう。

大腸内視鏡検査について

■恥ずかしさを感じる方へ

「おしり/肛門を見せるのが恥ずかしい」「診察が痛そうで怖い」と感じて、なかなか受診に踏み出せない方も多くいるかと思います。当院では患者様のはずかしいという気持ちに最大限の配慮を行っております。

【肛門内科の特徴】

・消化器医師による肛門治療

※曜日によっては女性医師による肛門診察も可能です

・プライバシーに配慮した個室の診察室

・女性の方でも安心な女性スタッフの対応

・土日の診察・検査・治療が可能

・JR神田駅から徒歩1分 アクセスに優れた環境

・グループクリニックにおけるALTA療法資格認定医師によるジオン注射

■肛門内科における診療の流れ

01受診

当院では一つの受付で肛門科の他にも内科、消化器内科を扱っておりますが、受付にて診療内容をお聞きすることはありません。しっかりとプライバシーが護られていますので安心してお越しください。

02受付

初診の際は、健康保険証、各種医療証を忘れずお持ちください。また、お薬手帳をお持ちの方はそちらもお持ちください。受付を済ませましたら、問診票をお渡ししますので、順番を待つ間にご記入ください。ご自身で記入が難しい場合や分からないことがある場合には遠慮無くスタッフにお申し付けください。

03問診

医師が問診票にご記入いただいたことをもとにして、症状や経緯といった点について話をお聞きします。診察室は完全防音になっておりますので、他の患者様のことを気にすることなくなんでもお話ください。

04肛門診察準備

肛門診察が必要と判断された場合は、診察準備をしていただくために、看護師の指示に従い、診察台に壁の方向を向いて横になって、下着を太股のまん中あたりまで下ろしてください。準備が整ったら看護師が腰に大きなタオルをお掛けします。

05肛門診察

準備が整いましたら、医師が必要な分だけタオルをめくって、まずは肛門周辺の外側を診察します。その後、肛門と手袋に医療用のジェルをしっかりと塗って、肛門に指を入れて直腸診を行います。必要があれば続けて肛門鏡による内診を行います。肛門鏡は清潔で細いステンレス製の器具を肛門内に数cm挿入し肛門の直腸側を観察する検査で、所要時間は1分程度です。また事前のお食事制限などもありません。

06診断・診療方針のご相談

肛門診察が終了しましたら、看護師の指示に従って、着衣を整えてください。身支度が終わりましたら、医師から現在の診察結果などについて、説明致します。患者様のライフスタイルに合わせて、治療方針を決定していきます。その間分からないことなどがございましたら、遠慮なくなんでもご質問ください。

肛門内科のご相談

■肛門内科による痔の治療

痔の治療と聞くと、すぐに手術が必要になると思われがちですが、実際には9割以上のケースが保存的な内科治療で改善すると言われています。例えば、軟膏や坐薬などの薬物療法に加えて、生活習慣の見直しなども重要となります。

他にも、便通を整えるために食物繊維や水分を意識的に摂取したり、長時間座りっぱなしになることを避けたりすることも大切です。また、体を冷やさないようにしたり、入浴を習慣づけることも心がけましょう。お忙しい方や継続的な通院が難しい方に対しても、ライフスタイルに合わせた治療提案を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

肛門内科のご相談

■まとめ

切れ痔、いぼ痔、おしりからの出血といったおしり/肛門の不調は、日常生活の中で誰にでも起こり得るごく身近なトラブルです。それらを「恥ずかしいもの」として放置するのではなく、早めに医師に相談することが、症状の悪化を防ぎ、生活の質を守る第一歩になります。おしりの違和感を感じたとき、無理に我慢せず、まずはお気軽にご相談ください。

東京胃腸肛門内視鏡クリニック神田日本橋院では、 患者様に安全で安心できる上質な医療を提供し、 「ここに来てよかった」と満足して帰宅できる クリニックを目指しています。

人間ドック・大腸カメラ、胃カメラ検査、肛門内科、消化器内科、胃腸内科、食道・胃・大腸・お腹のお悩みがある方は、お気軽に千代田区神田駅徒歩1分の当院までお気軽にご相談ください。

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